GGJ2017で追加課題が発表されました

いよいよ来週末に開催されるGlobalGameJam2017! 今年も「追加課題」が発表され、有働篤人さんに日本語翻訳をしていただきました(有働さん、ありがとうございます!)。

追加課題には3つの意味があります。第一に「48時間でゲームを作るなんて、チャラいチャラい!」というベテランのジャマーに対して、新たなる挑戦課題を提供すること。第2に追加課題を取り入れたゲームデザインを行うことで、完成したゲームに多様性を与えること。そして第3に追加課題をタグ化することで、公式サイトにアップロードされた後に、検索されやすくすることです。内容もGlobalGameJamの精神に沿った、エマージングでぶっ飛んだものばかり。どのようなゲームが完成するのか楽しみですね。

ちなみにGGJ2016で作られたゲームはこちらにアップロードされています。GGJ2016年の追加課題はこちら。ぜひチェックしてみてください。

追加課題  内容
知覚の扉を超えて (提供: Tobii) Tobiiの眼球トラッキングデバイスを使用してプレイヤーのゲーム内の視覚を広げ、第4の壁を破りましょう!視覚拡張と知覚のどちらか、もしくは両方を取り入れることが可能です。
お黙り (提供: ESA) テキストや声を使うことなく、プレーヤー同士がコミュニケーションをとる必要があるマルチプレーヤーゲームを作る。
色と形 色をベースにしたゲームだが、どんな色覚異常を持つ人もプレーできるようにせよ。
君の喋っていることが僕には見える すべての音に字幕を付け、その字幕の出し方(サイズや色、枠など)をプレーヤーが変更できるようにせよ。
スペース スペースキーだけで遊べるゲームを作る(マウスや、他の入力デバイスも禁止)
別の入り口 プレーヤーが入力方法を選べるようにする。例えば、「マウスかキーボード」「傾け操作かバーチャルスティックかタップ」「コントローラーか声」など。
名画家 画風が名画家(ピカソ、クリムト、ヴァン・ゴッホなど)のそれに似ているゲームを作る。
チップイン 音もしくはグラフィック(もしくはその両方)が8-bitスタイルであるゲームを作る。
地域の言いづたえ 地域の都市伝説、神話、言い伝えや歴史をゲームに取り込む。
書庫利用券を失くしました ジャム中に録音された・合成された音のみを使用してゲームを作る。(訳注: 利用券を失くしたので、今まで溜めていた資料が使えない=自前で作る、ということか)
楽器の名手 物理的な楽器を入力とするゲームを作る。
公開情報 オフライン(訳注;オンラインの誤りか?)、もしくは生データをパブリックAPIから取得してゲームに使用する。
蜂は勘弁してくれ! 数に物を言わせた作戦に基づいたゲームを作る。
エコー・オブ・ザ・パスト 前のプレーが次の周回に影響するゲームを作る。
ヴレンド VRを見ている人と、見ていない人が協力する必要のあるVRゲームを作る。
クラウドコントロール プレーに8人以上必要なゲームを作る。
時の神 プレーする時間によって変化するゲームを作る。
インスト すべての音が、様々な種類の1つの楽器(つまり、様々な種類のギターや、様々な種類のピアノ)から取られたゲームを作る。
とっかえっこ! 2つのチームが、ジャムの途中で手がけているゲームを交換し、相手チームのゲームを完成させる。

原文との対比はこちら