1月15日に渋谷のGMO Yoursで新春Photon勉強会が開催されました。会場ではPhotonネットワークエンジンの基本的な説明から、Unity上でデモプロジェクトを開いての実行、オブジェクト同期の解説などがハンズオン形式で行われました。
Photonネットワークエンジンはマルチプレイヤー対応ゲーム向けに、リアルタイム通信を行うためのサーバシステムと、クライアントフレームワークを提供するツールです。クロスプラットフォーム対応で、独自の技術により低レイテンシーを実現しており、オンラインゲームの開発を手軽に行うことができます。各種ゲームエンジンに対応しており、今回のハンズオンではUnityのアセットとして提供されているPhoton Unity Networking(PUN)の機能を用いて行われました。
ハンズオンでは主に「プロジェクト同期」について技術的な解説が行われました。プロジェクト同期とは生成したオブジェクトやインスタンスが各々のクライアントで 同期されている状態のことで、Photonのもっとも基本的な機能であり、オンラインゲーム開発の基礎となるものです。参加者はサンプルデータをダウンロードしてUnity上で動作させながら、まわりの参加者の画面を見て同期を確認したり、ソースコードを開いて内容を確認したりしていました。
GGJは48時間と開発期間が限定されているため、まだまだスタンドアローンのゲーム開発が中心で、オンラインゲームは少ないのが現状です。しかし、今年はぜひ一つでも多くのオンラインゲームが登場することを期待したいですね!
またPhoton運営事務局ではGGJ参加者を対象に100人同時接続無料クーポンも発券中です(20人同時接続までなら永久無料で使用できます)。申込みはPhoton Official Blogで行えますので、ぜひチェックしてみてください。