誰でも自分で好きなRPGが作れる「RPGツクール」。この最新版「MV」がツクール史上初となるマルチデバイス出力に対応しました。
制作したゲームはHTML5形式で出力して、ウェブブラウザ上でプレイすることが可能です(他にもWindows、Mac、Android、iOS形式に対応)。そのためTwitterなどにリンクを張り、友人にプレイしてもらうことができます。
しかも30日間使用可能な体験版まで配布予定で、Windows版とシリーズで初となるMac版も登場。
つまり何が言いたいかというと、これ一つでGGJ2016に参戦できるということなんですね!
ちなみに「RPGツクール」はSteamでも過去作が発売されており、海外のインディゲームコミュニティでも隠れたヒットツールとなっています。
RPGツクールを用いた海外作品では、2005年にリリースされた「スーパーコロンバイン大虐殺RPG!」が有名です。1999年に起きたコロンバイン高校銃乱射事件に着想を得て作られた同人ゲームで、賛否両論を巻き起こしました。
最近では「死の受容」をテーマに、主人公が次第に弱くなっていくRPG「TO ASH」が制作され、話題を集めました。
残念ながらRPGツクールはGitなどに対応していないため、プログラマー間での分散開発には向いていません。しかし、シナリオとプログラムとグラフィックとサウンドと・・・という具合に、パートにわかれて開発するなら最適です!
もちろん1人で開発してもOK(ジャムじゃないけど・・・(^_^;))
「RPGツクールMV」は2015年12月17日発売予定です。