2017年01月12日
GGJ直前!PlayCanvas × Photon ワークショップ開催レポート
GlobalGameJam開催を目前に控えた1月11日「GGJ直前!PlayCanvas × PhotonでマルチプレイWebGLゲームを作っちゃおう!」を渋谷セルリアンタワーで開催しました。当日はPlayCanvas事務局の津田良太郎氏の解説で、5名の参加者がゲーム作りに挑戦しました。
PlayCanvasはゲームエンジンとエディタとコミュニティが一体化した、クラウド型のゲーム開発プラットフォームです。ゲームエンジン自体がHTML5+Web GLベースで作られており、ブラウザ上でリッチな3Dゲームを共同開発することができます。オンラインゲーム開発用ミドルウェアのPhoton Cloudと組み合わせると、オンラインゲームを開発してパブリッシュすることもできます。
ワークショップはレースゲームのコースを共同制作する形で進みました。参加者は事前に用意されたコースのユニットをエディタ上で配置しながら周回コースを制作したり、障害物をコース上に配置したりしていました。小一時間でコースが完成すると、全員で同じ自機を操作してレースを楽しんでいました。完成したゲームはクラウド上にアップロードされており、誰でもブラウザ上でプレイが可能です。
完成したゲーム
「操作方法…WASD」
津田氏は「これまで、いくつかのゲームジャムに参加してきて、開発のコツはバージョン管理だと感じた」と語りました。PlayCanvasではクラウド上でゲーム開発が行われ、Google Docsを操作する感覚でソースコードが共有できるため、チーム内でのコンフリクトが発生しません。ここが強みだといいます。使用言語はJavaScriptで、プログラミング初心者にも敷居が低いと説明されました。
PlayCanvasは無料で使用でき、完成したゲームはURLひとつで配布できます。これに対して有料版では、完成したゲームを事前に用意されたクラウド上にパブリッシュするだけでなく、ローカルのPCにダウンロードしたり、任意のサーバにアップロードし直したりすることができます。GGJ2017では期間限定のプロモーションコードが用意される予定とのことです。
このほか2月18日に大阪で開催される「Game Creators Conference」では、PlayCanvas × Photonを利用したWebVRデモ作品「ShareVR」
「艦これ」などのヒットでブラウザゲームが再び注目を集める中、PlayCanvasは新時代のゲームエンジンとして注目を集めそうです。
2017年01月12日
GGJ2017で追加課題が発表されました
いよいよ来週末に開催されるGlobalGameJam2017! 今年も「追加課題」が発表され、有働篤人さんに日本語翻訳をしていただきました(有働さん、ありがとうございます!)。
追加課題には3つの意味があります。第一に「48時間でゲームを作るなんて、チャラいチャラい!」というベテランのジャマーに対して、新たなる挑戦課題を提供すること。第2に追加課題を取り入れたゲームデザインを行うことで、完成したゲームに多様性を与えること。そして第3に追加課題をタグ化することで、公式サイトにアップロードされた後に、検索されやすくすることです。内容もGlobalGameJamの精神に沿った、エマージングでぶっ飛んだものばかり。どのようなゲームが完成するのか楽しみですね。
ちなみにGGJ2016で作られたゲームはこちらにアップロードされています。GGJ2016年の追加課題はこちら。ぜひチェックしてみてください。
追加課題 | 内容 |
知覚の扉を超えて (提供: Tobii) | Tobiiの眼球トラッキングデバイスを使用してプレイヤーのゲーム内の視覚を広げ、第4の壁を破りましょう!視覚拡張と知覚のどちらか、もしくは両方を取り入れることが可能です。 |
お黙り (提供: ESA) | テキストや声を使うことなく、プレーヤー同士がコミュニケーションをとる必要があるマルチプレーヤーゲームを作る。 |
色と形 | 色をベースにしたゲームだが、どんな色覚異常を持つ人もプレーできるようにせよ。 |
君の喋っていることが僕には見える | すべての音に字幕を付け、その字幕の出し方(サイズや色、枠など)をプレーヤーが変更できるようにせよ。 |
スペース | スペースキーだけで遊べるゲームを作る(マウスや、他の入力デバイスも禁止) |
別の入り口 | プレーヤーが入力方法を選べるようにする。例えば、「マウスかキーボード」「傾け操作かバーチャルスティックかタップ」「コントローラーか声」など。 |
名画家 | 画風が名画家(ピカソ、クリムト、ヴァン・ゴッホなど)のそれに似ているゲームを作る。 |
チップイン | 音もしくはグラフィック(もしくはその両方)が8-bitスタイルであるゲームを作る。 |
地域の言いづたえ | 地域の都市伝説、神話、言い伝えや歴史をゲームに取り込む。 |
書庫利用券を失くしました | ジャム中に録音された・合成された音のみを使用してゲームを作る。(訳注: 利用券を失くしたので、今まで溜めていた資料が使えない=自前で作る、ということか) |
楽器の名手 | 物理的な楽器を入力とするゲームを作る。 |
公開情報 | オフライン(訳注;オンラインの誤りか?)、もしくは生データをパブリックAPIから取得してゲームに使用する。 |
蜂は勘弁してくれ! | 数に物を言わせた作戦に基づいたゲームを作る。 |
エコー・オブ・ザ・パスト | 前のプレーが次の周回に影響するゲームを作る。 |
ヴレンド | VRを見ている人と、見ていない人が協力する必要のあるVRゲームを作る。 |
クラウドコントロール | プレーに8人以上必要なゲームを作る。 |
時の神 | プレーする時間によって変化するゲームを作る。 |
インスト | すべての音が、様々な種類の1つの楽器(つまり、様々な種類のギターや、様々な種類のピアノ)から取られたゲームを作る。 |
とっかえっこ! | 2つのチームが、ジャムの途中で手がけているゲームを交換し、相手チームのゲームを完成させる。 |
2017年01月11日
セイカちゃんも参戦! 京都府精華町会場メールインタビュー
全国22会場(1月10日現在)で開催と、過去最大規模の会場数で開催されるGGJ2017。中でも異彩を放っているのが京都府精華町会場です。精華町は漫画制作ソフト「コミPo!」発祥のキャラクター、京町セイカが広報キャラクターをつとめるなど、ユニークな気風で知られています。今回のGGJでも運営に地元自治体が関係していると聞き、興味津々。「コミPo!」の開発・販売元であり、会場の運営支援も行う大和智明氏(ウェブテクノロジ)にメールインタビューを行いました。
--「GGJ2017 京都府精華町」は京都府精華町が運営に関係されていると聞きましたが、そもそもどういった経緯で会場ができることになったのでしょうか?
大和:精華町公式の広報キャラクター「京町セイカ」ちゃんの誕生の際、マンガ作成ソフト「コミPo!」を通じてお手伝いしました。今回は精華町が取り組むゲームやマンガを通じての地域創生事業へのサポートの一環としてGGJ への会場提供をすることになりました。地方自治体での取り組みとしては珍しい取り組みだと思っています。
--おもしろいこころみですね。ちなみに、過去に精華町が関係したイベント、ハッカソン、ワークショップ、ゲームジャムなどはあったのでしょうか?
大和:学研都市けいはんなの中心でもある精華町は、かねてより「科学のまちの子どもたちプロジェクト」を通じて様々なイベントやワークショップを行っているんです。もっとも、ゲームジャムは今回が初めてのチャレンジになります。
--公式サイトでは、会場が「けいはんなプラザホテル 第4会議室」と記されていますよね。具体的には、どういった感じの場所になるのでしょうか? また、宿泊も可能とのことですが、無料で泊まれるのでしょうか?
大和:「けいはんなプラザホテル」は学研都市けいはんな地区の中心にあるホテルです。仮眠室としてホテルの部屋をいくつか押さえていますので、快適に宿泊ができると思っています。今回宿泊には費用は掛かりません。
--なんと! ホテルに泊まれるゲームジャムとは、本邦初ではないでしょうか・・・うらやましい。
大和:ありがとうございます。ちなみに会議室は通常の会議スペースです。無線LAN などの環境も準備しています。
--また、京都府精華町会場に限定して、京町セイカちゃんの2D&3D データが利用できるとのことですが、具体的にどういったものでしょうか? ゲームエンジンやミドルウェアなどで使用できますか?
大和:はい、3D データはMMD データとして公開されています。それぞれの環境で使用できるかどうかは、事前にこちらからダウンロードして試していただけると安心です。2D データはPNG ファイル等で準備するので、利用しやすいと思います。
--至れり尽くせりですね・・・。一方で二泊三日ではなく、一泊二日で開催されるとのことですが、どういった理由からでしょうか?
大和:今回は初めての開催のため、必ずしも二泊三日でなくても良いとのことから、短めに設定しました。今回の運営で感触がつかめれば、来年の開催は二泊三日にしたいと思います。
--たしかに、開催期間などが自由に設定できるのがGGJの特徴でもありますしね。主な参加者はどういった感じでしょうか? 学生とプロの割合はいかがでしょうか?
大和:今のところ「ゲームセンターあらし」などの作品で有名な、マンガ家で京都精華大学の教授でもある、すがやみつる先生が学生さんに声を掛けていただいたことから、こちらの学生さんがデザイナー職として参加する予定です。一方、プログラマーさんは今のところ応募が無い状態なんですよ。ということでプログラマーさんは絶賛募集中です。
--それは確かに厳しいですね。関西在住のプログラミングスキルがある皆さん、ぜひご参加をお願いします! ちなみに会場の周りにご飯を食べたり、買い出しが可能な場所(コンビニなど)はありますか?
大和:はい、会場に隣接して早朝から深夜まで営業をしているスーパーがあります。また、飲食店なども集まっています。コンビニだけが近くにはないんです。
--おお、スーパーが近いのは心強いですね。あとは事前にインストールしておいたり、予習しておいた方がいいツールなどがあれば教えてください。
大和:会場に限定して特別にというものはありませんが、京町セイカちゃんの3Dデータに興味がある方は事前にチェックしていただけると良いと思います。
--ありがとうございます。それでは最後に、参加を逡巡されている方にアピールポイントなどがあれば教えてください。
大和:今のところ、デザイナーさん以外の応募がないので、プログラマーさんプランナーさんなど、ぜひぜひご応募ください。
2017年01月10日
コワーキングスペースでまったり開発、東京武蔵境会場!
JR武蔵境駅前、スキップ通り商店街に位置するコワーキングスペース「ぴこす」。東京武蔵境会場はここを舞台に開催されます。GGJ以外にも福島GameJamなど、いくつかのゲームジャムが過去に開催されており、スタッフの運営も手慣れたもの。地元商店街で食事をしたり、買い出しに行ったりと、地の利も最適です。
公式サイトには会場の模様も写真付きでアップされていますので、ぜひチェックしてみてください。
2017年01月10日
日本最大級のGlobalGameJam会場、それは札幌!
2016年度は国内で約600名の参加者を数えたGlobalGameJam。その中で国内最大級の会場となっているのが札幌会場(主催:Global Game Jam Sapporo 実行委員会)です。
2016年は80名以上の参加者が12チームにわかれてゲームを開発し、今年も100名近くの参加者が見込まれています。開催を前に公式サイトがアップデートされ、初心者からベテランまで幅広い参加者層に対応することが表明されました。
札幌会場の特徴
- 任意参加の事前ミーティングを開催
- 多数の見学者の受け入れも実施
- 終了後に交流会&懇親会を開催(任意参加)
札幌会場では毎年まったくの初心者から業界歴20年以上のベテランまで多彩な顔ぶれが集まり、クオリティの高いゲームが開発されています。公式サイトには過去の開発タイトルが紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。
「自分に何ができるかわからないという方も、ゲームの企画を立てるだけでも参加することができ、ゲーム製作の過程を間近で体験して頂くことができます。少しでも興味のある方はぜひご参加ください!」(公式サイトより)
2017年01月9日
電子デバイスGGJって何だ!? I/O編集長に聞く参加のポイント
いよいよ開催まで3週間を切ったGlobalGameJam2017。1月20日から22日まで全世界で開催される、ギネスブックにも認定された世界最大のゲームジャムです。
その中に渾然と出現したのが東京・秋葉原で開催される「電子デバイスGGJ」会場! なにより「電子デバイス」と「GlobalGameJam」という組み合わせが謎すぎます。公式サイトにはマイコンや電子基板の写真が掲載されており、まったくゲーム作りという雰囲気が伝わってきません。いったい、何の目的で開催されるのか。はたして48時間でどんな作品が作れるのか。会場を主催する工学社I/O編集部の藤井創編集長に取材を試みました。
12月17日にニコニコ配信された「ゲームクリエイターズクライシス」ライブ映像(左端が藤井編集長)でも電子デバイスGGJ会場についての告知がなされた
--よろしくお願いします。番組配信内で「I/Oはマイコンからはじまって、パソコンの記事、ソフトウェアの記事(ダンプリストなど)、最近ではハードウェアの記事がまた増えている」とのことでしたね。
藤井:そうですね。最近はやはり流行なのか、ArduinoやRaspberry Piに関する記事が多いですが、昔ながらのPICをつかったものや独自のボードを作る記事などもあります。
--最近のハードウェア系の記事で人気が高いものはなんですか? また初期のマイコンの記事と比べて、同じハードウェア系の記事でも、何か違いはありますか?
藤井:最近はロボット系が人気です。たとえば、「100円ロボット部」のように百均のアイテムとマイコンボードを使った工作記事が人気ですね。
--電子デバイスGGJ会場では、「V-Sido OS」で動作するロボットと制御用ボードが貸し出されるとのことですが、もう少し具体的な情報について教えてください。
藤井:「V-Sido」は今回、会場を提供していただいているアスラテックさんが開発されているロボット制御用のOSです。このOSと制御用ボードを使用すると、近藤科学さんのような個人向けロボットから水道橋重工さんのように人が乗れるような大型ロボットまでを制御できます。今回のGGJではロボットは貸出のみですが、ボードは提供予定です。参加者の方で動かせるロボットをお持ちであれば、持参されると使えるかもしれませんね。
--他にもさまざまな機材が提供されるとのことですが、どういったものがありますか?
藤井:弊誌でお付き合いのある企業様にお声がけして、7社様から11種類の機材やソフトウェアをご提供いただけることになりました。詳細は公式サイトをご覧ください。
--蒼々たる機材群ですね。いやーびっくりしました。
藤井:ありがとうございます。
--ただ、これらの機材を用いた開発は、おそらく大半のゲーム開発者にとってはじめての体験になると思いますが、いきなり触って簡単に開発できるものなのでしょうか?
藤井:いきなりは難しいかもしれませんが、Ichigojamのような初心者向けボードもあるので、コツをつかめば初心者でもできると思います。
--メーカーの方がサポートとして常駐したり、開発チームに参加したりされるといった予定はあルノでしょうか?
藤井:特にありませんが、konashiとKoshianをご提供いただくマクニカさんから、何名か見学に見えられるそうです。
--それにしても、完成品のイメージについてサッパリ想像がつかないですね(笑)。まあ、そこが魅力なのかもしれません。たとえばGGJ2016のテーマ「リチュアル(儀式、習慣など)」では、どのようなゲームを作ることができるでしょうか?
藤井:一番分かりやすいのは「神輿」でしょうか? 神輿を担いで、その動きで優劣を判断するとか(想像でしかありませんが・・・)。
--ありがとうございます。ちなみに会場は徹夜OKでしょうか? 仮眠室などはありますか?
藤井:徹夜はOKですが、仮眠室などはありません。
--完成したゲームはどのように公開されるのでしょうか?
藤井:おそらく、動画を撮ってアップロードすることになります。組み込み用のソースもあればそれもアップできればと思っています。
--全世界のGGJ参加者に、ぜひみてもらいたいですね。ちなみに参加する前に、各自が予習しておいた方がいい内容や、インストールしておくと便利なツールなどはありますか?
藤井:いくつかボードやハンダごてなどは用意していますが、それ以外は用意していないので、予め作るものが決まっているなら、それに必要なパーツや工具は用意しておいたほうが良いです。秋葉原が近いので、途中買い出しも可能です。
--たしかに。そこは会場の地の利ですね。ちなみに参加者のグループ分けや、機材の割り当てなどはどのように行われるのでしょうか?
藤井:通常のゲームジャムと異なり、グループは現地で好きな人と組む感じを想定しています。ただ電子工作なので、個別(一人)での参加が多くなるのではと思っています。
--ありがとうございました。その他、参加者にアピールポイントなどがあれば教えてください。
藤井:はじめての試みなので、いろいろ予想できない部分もありますが、みんなで作り上げて行く感じでワイワイ出来たらと思っています。もしかしたら東京ゲームショウのセンスオブワンダーナイトで高い評価を得た「Line Wobbler」のようなものも作れるかもしれませんね!
このように、藤井編集長の説明を受けても、まだまだ漠然としたところが多い電子デバイスGGJ会場の全容。しかし、まったくこれまでにない、エマージングなゲームジャムになることは確実のようです。まったく新しい経験にチャレンジしてみたい方は、ぜひ参加をオススメしてみてください。
なお、会場にはIGDA日本による会場横断ストリーミング中継の拠点も設置されます。会場見学もウェルカムですので、ぜひ遊びに来てくださいね!
2016年12月20日
GGJ2017にむけてPlayCanvasとPhotonの直前ワークショップが開催されます!
いよいよ開催まであと1ヶ月となったGlobalGameJam2017。すでに日本全国で19開場が名乗りをあげており、過去最大の開催規模になりそうです。特に今回は名古屋と京都で3箇所ずつ開催されるなど、地方会場での盛り上がりが尋常でない点。GGJ開催支援ユニットでは前回に引き続いて会場巡回を実施し、各会場での模様をしっかりとお伝えしていきます!
さてさて、GGJの醍醐味の一つは普段の役職から離れてまったく新しい役職に挑戦したり、ふだん興味があってもなかなか使う機会がないツールやミドルウェアに挑戦できる点。そうしたアンテナ感度の高い人むけに最適なワークショップが開催されます。
GGJ2017国内会場でも協賛いただいているPlayCanvas事務局が開催する「GGJ直前!PlayCanvas × PhotonでマルチプレイWebGLゲームを作っちゃおう!」がそれ。渋谷セルリアンタワーで2017年1月11日の夜7:30から参加者15名限定で開催されるため、満席になる前に速攻で申し込んでみてください。
PlayCanvasといっても、まだまだ耳慣れないかもしれませんが、最大の特徴はWebGL+HTML5ベースのブラウザ上で実行するゲームエンジンであること。インフラ部分はクラウドサーバが受け持ち、コードやアセットが自動的にクラウド上で共有されていくため、外部のバージョン管理ツールなどを用いる必要がなく、グループ制作に非常に向いたエンジンになっています。
もちろん2Dゲームだけでなく、3Dゲームを開発することも可能。作ったゲームもWebGLでビルドされ、ブラウザ上でプレイできるため、実行URLをTwitterなどで拡散することもできます。こんな風に、非常にモダンなゲームエンジンなんですね。
しかもワークショップでは、これまたクラウドベースのネットワークゲーム用ミドルウェア「Photon cloud」とのカップリングで、WebGLで動作する3D対戦ゲームのグループ制作が、わずか1時間で体験できます。ワークショップで良いなと思ったら、どちらも無料で継続使用が可能。もう至れり尽くせりですね。
というわけで、「そろそろWebGLもいいかも・・・」「ストアに30%も持っていかれる上、意味不明なリジェクトは勘弁・・・」なんて思われている方がいたら、試してみない手はないはず。ぜひチェックしてみてください。
【詳細・申込みはこちら】
2016年02月22日
アフターパーティスナップ
GlobalGameJamのもう一つの楽しみが、完成したゲームを持ち寄って遊ぶアフターパーティ。完成した直後ではなく、少し間をおいて展示することで、また違った気づきが得られるでしょうし、GGJ参加者以外の来訪者からのレビューも得られます。今年はUnity主催のものも含めて、過去最多となる5箇所のアフターパーティが開催されました。特にデジタルゲームだけでなく、アナログゲームの開発事例が目立った点が印象的でした。
アフターパーティ in 東銀座
アフターパーティ in 渋谷
アフターパーティ in 福岡
アフターパーティ in 大阪
アフターパーティ in 札幌
2016年02月11日
各会場で完成したゲームはこちら
今年も国内19会場、600人以上の参加者を集めて終了したGGJ。完成したゲームも星の数ほどにのぼります。国内会場のゲームアップロードページのリンク集はこちら。タイトル画面を見だけでも、バラエティ豊かなことがわかります。はたして、各チームは今年のテーマ「RITUAL」(儀式、慣習)をどのように解釈したのでしょうか? Twitterのまとめもあわせて掲載しました。
2016年02月11日
全国の会場紹介
GlobalGameJam2016は一定のルールのもとで開催される協議会ではなく、人材育成を主眼としていることもあり、各地域の実情にあわせて、さまざまなスタイルで開催されています。
そんな各会場の様子が良くわかるブログ群はこちら! 日本は広いですね。
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2016年1月29日(金)~31日(日)にかけて、世界最大のゲーム開発イベント「グローバルゲームジャム2016(GGJ2016)」が、93か国世界各地の会場をインターネットで結んで開催されました。GGJ2016岡山会場は、吉備国際大学岡山キャンパスでした。
中四国地方ではこれまでGGJが開催されたことはありませんでした。中四国地方初のGGJ会場が、本学となったわけです。
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Global Game Jam 2016(1月29~31日)が開催され,中四国地方の開発者によるゲームが公開されました
世界各地で週末にゲームを開発するイベント「Global Game Jam」が開催され,今年は2016年1月29日金曜日の夕方から31日の夕方まで,世界93ヶ国で同時多発ゲーム開発が行われました.
この世界的なイベントはこれまで中四国地方では開催されたことがありませんでしたが,2016年は岡山会場・山口(宇部アトミテック会場)が開設されたことで,「北は北海道から南は沖縄まで」日本の各地域でのゲームジャム開催が実現しました.ここでは岡山会場について運営側から報告します.
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【UE4】GGJ2016 Sapporoに初参加してきた(札幌会場)
Global Game Jam といって世界各地で48時間以内にゲームを作るイベントです。
公式はこちら
そして札幌は2会場ありまして、定山渓会場と、札幌会場の2つです。
札幌会場はこちらで
定山渓会場は端的に言えば温泉です。
今から戦地に赴く戦士たちがこちらです#ggjsap #ggj pic.twitter.com/UIVllRWWuW
— AttaQ (@AttaQjp) January 29, 2016
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Global Game Jam 2016テーマは「RITUAL」 (東京工科大学会場)
東京工科大学は全部で13チームあります.それぞれのチームが「RITUAL」という言葉をもとにいろいろ思考を凝らしたゲーム企画を考えています.
(中略)
行事を題材にしたチームには季節がら節分を題材にしたチームが多いです.その他にも結婚式やお盆のお墓参り,卒業式などを題材にしたゲームもあります.また怪しげな儀式を想定して人間体悪魔の図式を作るなどのチームがありました.
日常的な動作を採択したチームには「帰宅」,「ベタ」,「繰り返し」などを題材にしたチームがありました.テーマ発表が動画で発表されたのですが,その時にピクトグラムが表示されたこともあって,これを生かすチームもありました.
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GlobalGameJam2016が開催されました(東京武蔵境会場)
今回は12名の参加があり、各担当が同じぐらいの人数揃ったため、6名ずつの2チームに分かれて制作がスタートしました。
今回のテーマは「RITUAL」ということで、各チームともテーマに沿った企画を考えていきます。
GameJamはある部分では、仕事でのゲーム開発をギュッと48時間に納めたものとも言えますし、GameJamならではといった部分もあり、JamにはJamの進め方というものがあるのかなと感じます。
即興で作ったチームは、自己紹介から始まり、チーム内でのポジショニングを各自模索します。
そこでは絶対的なリーダーというのは生まれにくく、誰がエライというわけでもない協調しあいながら物事を進めていくスタイルになりがちです。
ただやはりその中でも「まとめ役」が必要になってきて、その人の手腕がチームの進みを左右していきます。
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Global Game Jam ふくしま 2016を開催しました! (福島会場)
1月29日(金)から31日(日)までの3日間で、WiZ 専門学校 国際情報工科大学校を会場としてGlobal Game Jam ふくしま 2016を開催しました。
福島県内を中心として青森県、宮城県から20名の参加。 各チーム4名、5チーム編成での開催。
今年の開発テーマは「RITURAL」というテーマで、どの参加者もその解釈が一筋縄ではいかなかったようですが、すべてのチームでゲーム開発を完了させることができたようです。