JR武蔵境駅前、スキップ通り商店街に位置するコワーキングスペース「ぴこす」。東京武蔵境会場はここを舞台に開催されます。GGJ以外にも福島GameJamなど、いくつかのゲームジャムが過去に開催されており、スタッフの運営も手慣れたもの。地元商店街で食事をしたり、買い出しに行ったりと、地の利も最適です。
公式サイトには会場の模様も写真付きでアップされていますので、ぜひチェックしてみてください。
JR武蔵境駅前、スキップ通り商店街に位置するコワーキングスペース「ぴこす」。東京武蔵境会場はここを舞台に開催されます。GGJ以外にも福島GameJamなど、いくつかのゲームジャムが過去に開催されており、スタッフの運営も手慣れたもの。地元商店街で食事をしたり、買い出しに行ったりと、地の利も最適です。
公式サイトには会場の模様も写真付きでアップされていますので、ぜひチェックしてみてください。
2016年度は国内で約600名の参加者を数えたGlobalGameJam。その中で国内最大級の会場となっているのが札幌会場(主催:Global Game Jam Sapporo 実行委員会)です。
2016年は80名以上の参加者が12チームにわかれてゲームを開発し、今年も100名近くの参加者が見込まれています。開催を前に公式サイトがアップデートされ、初心者からベテランまで幅広い参加者層に対応することが表明されました。
札幌会場では毎年まったくの初心者から業界歴20年以上のベテランまで多彩な顔ぶれが集まり、クオリティの高いゲームが開発されています。公式サイトには過去の開発タイトルが紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。
「自分に何ができるかわからないという方も、ゲームの企画を立てるだけでも参加することができ、ゲーム製作の過程を間近で体験して頂くことができます。少しでも興味のある方はぜひご参加ください!」(公式サイトより)
GlobalGameJam2016は一定のルールのもとで開催される協議会ではなく、人材育成を主眼としていることもあり、各地域の実情にあわせて、さまざまなスタイルで開催されています。
そんな各会場の様子が良くわかるブログ群はこちら! 日本は広いですね。
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2016年1月29日(金)~31日(日)にかけて、世界最大のゲーム開発イベント「グローバルゲームジャム2016(GGJ2016)」が、93か国世界各地の会場をインターネットで結んで開催されました。GGJ2016岡山会場は、吉備国際大学岡山キャンパスでした。
中四国地方ではこれまでGGJが開催されたことはありませんでした。中四国地方初のGGJ会場が、本学となったわけです。
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Global Game Jam 2016(1月29~31日)が開催され,中四国地方の開発者によるゲームが公開されました
世界各地で週末にゲームを開発するイベント「Global Game Jam」が開催され,今年は2016年1月29日金曜日の夕方から31日の夕方まで,世界93ヶ国で同時多発ゲーム開発が行われました.
この世界的なイベントはこれまで中四国地方では開催されたことがありませんでしたが,2016年は岡山会場・山口(宇部アトミテック会場)が開設されたことで,「北は北海道から南は沖縄まで」日本の各地域でのゲームジャム開催が実現しました.ここでは岡山会場について運営側から報告します.
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【UE4】GGJ2016 Sapporoに初参加してきた(札幌会場)
Global Game Jam といって世界各地で48時間以内にゲームを作るイベントです。
公式はこちら
そして札幌は2会場ありまして、定山渓会場と、札幌会場の2つです。
札幌会場はこちらで
定山渓会場は端的に言えば温泉です。
今から戦地に赴く戦士たちがこちらです#ggjsap #ggj pic.twitter.com/UIVllRWWuW
— AttaQ (@AttaQjp) January 29, 2016
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Global Game Jam 2016テーマは「RITUAL」 (東京工科大学会場)
東京工科大学は全部で13チームあります.それぞれのチームが「RITUAL」という言葉をもとにいろいろ思考を凝らしたゲーム企画を考えています.
(中略)
行事を題材にしたチームには季節がら節分を題材にしたチームが多いです.その他にも結婚式やお盆のお墓参り,卒業式などを題材にしたゲームもあります.また怪しげな儀式を想定して人間体悪魔の図式を作るなどのチームがありました.
日常的な動作を採択したチームには「帰宅」,「ベタ」,「繰り返し」などを題材にしたチームがありました.テーマ発表が動画で発表されたのですが,その時にピクトグラムが表示されたこともあって,これを生かすチームもありました.
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GlobalGameJam2016が開催されました(東京武蔵境会場)
今回は12名の参加があり、各担当が同じぐらいの人数揃ったため、6名ずつの2チームに分かれて制作がスタートしました。
今回のテーマは「RITUAL」ということで、各チームともテーマに沿った企画を考えていきます。
GameJamはある部分では、仕事でのゲーム開発をギュッと48時間に納めたものとも言えますし、GameJamならではといった部分もあり、JamにはJamの進め方というものがあるのかなと感じます。
即興で作ったチームは、自己紹介から始まり、チーム内でのポジショニングを各自模索します。
そこでは絶対的なリーダーというのは生まれにくく、誰がエライというわけでもない協調しあいながら物事を進めていくスタイルになりがちです。
ただやはりその中でも「まとめ役」が必要になってきて、その人の手腕がチームの進みを左右していきます。
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Global Game Jam ふくしま 2016を開催しました! (福島会場)
1月29日(金)から31日(日)までの3日間で、WiZ 専門学校 国際情報工科大学校を会場としてGlobal Game Jam ふくしま 2016を開催しました。
福島県内を中心として青森県、宮城県から20名の参加。 各チーム4名、5チーム編成での開催。
今年の開発テーマは「RITURAL」というテーマで、どの参加者もその解釈が一筋縄ではいかなかったようですが、すべてのチームでゲーム開発を完了させることができたようです。
GGJでは文字通り星の数ほどのゲームが開発されますが、これらを全部プレイするのは時間的に大変ですよね(中には残念ながら、動かなかったりするゲームもありますし)。そこでオススメしたいのが各会場で行われた最終発表会の動画をチェックすること。Youtubeで公開されている動画リンクをまとめましたので、ぜひご高覧ください。
名古屋会場
湘北短期大学会場
琉球大学会場
過去最大級の参加者でもりあがったGGJ2016。国内でもさまざまなゲームが48時間で開発されました。もっとも、なかなかままならないのがゲーム開発の常。最初にたてた企画から次第にずれていってしまうことも少なくありません。
そうした変遷がよくわかる動画群が公開されました。ドワンゴ@東銀座会場からニコ生で配信された企画発表・中間発表・最終発表の模様です。ドワンゴから提供を受け、IGDA日本のYoutubeサイトで公開いたしました。
もっとも、今回に関していえばどのチームも皆、企画段階からほとんどゲームの芯がぶれずに、フィニッシュまで到達したといえるのではないでしょうか? ゲーム開発において、こんな風に各段階で動画を記録しておくと、後から検証するのにも役立ちそうですね!
1月29日 企画発表
1月30日 中間発表
1月31日 最終発表
GGJ2016では運営スタッフがノートPCやスマホを持って会場を回り、リアルタイムの情報を現地から全世界に向けて配信しています。動画は生でみる以外に、Youtubeで録画されたものを視聴することもできます。ぜひお楽しみください。
福島会場
金沢会場
東京工科大学会場
名古屋会場
京都会場
大阪会場
バンタンゲームアカデミー大阪校会場
岡山会場
宇部アトミテック会場
福岡会場
KSC鹿児島情報専門学校会場
琉球大学会場
台北会場
ドワンゴ@東銀座会場
[GGJ16 ライブ中継の様子]
中継スケジュール(予定)
1/29
福島会場(19:00〜)
琉球大学会場(19:30〜)
1/30
金沢会場(11:00〜)
鹿児島会場(12:00〜)
台北会場(14:00〜)
バンタン大阪会場(18:45〜)
宇部アトミテック会場(20:00〜)
大阪会場(21:30〜)
福岡会場(深夜)
1/31
京都会場(7:30〜)
岡山会場(9:30〜)
名古屋会場(11:00〜)
東京工科大学会場(13:00〜)
ドワンゴ@東銀座会場(16:00〜)
東京工科大学Ustreamチャネル
中国・四国地方で初のGGJ参加となる宇部アトミテック会場。この会場設営に関連して12月18日(金)15時から、Unityキャラバン(Unity県人会議)によるUnityの導入セミナーが開催されます。会場は宇部高専コンピュータ部で、宇部高専学外の方でも、若干名参加できることになりました。
「GGJに開発者参加したいけど、Unityを少しぐらい触っておかないと不安だな……」という方にオススメです。参加希望者は12/11(金)14時までに、こちらの参加申込みサイトから「開発者参加+Unityセミナ」のチケットを申し込んでください(GGJへの開発参加が前提となります)。
参加には「遅刻せずに会場入りできること」「事前にUnityをインストールしたノートPCを持参すること」が必須となりますので、ご注意ください。
ゲーム業界でも徐々に産学連携が進行しています。先鞭をつけたのは福岡市ですが、最近では仙台(グローバルラボ仙台)、沖縄(沖縄ゲーム企業コンソーシアム)などでも同様の取り組みが見られるようになってきました。いずれもゲーム専門学校や大学はあっても、地元に企業がない。または企業があることが知られていない。そこで企業誘致・人材登用・海外連携などを進めて、地域のゲーム産業を活性化させようという試みです。
こうした中で名古屋で発足したのがGAIRA(中部ゲーム産学協議会)。地元のゲーム企業と専門学校が中心になって、さまざまなイベントやセミナーなどを開催しています。名古屋会場もこのGAIRAとIGDA名古屋が主催となって、トライデント専門学校名古屋校の教室で開催されていました。参加者は約30名程度で、ほとんどが名古屋地域の専門学校の学生でしたが、プロのゲーム開発者もちらほら。5つのチームにわかれてゲームを開発し、運営に専門学校の先生や地元企業の有志が参加して盛り上げていました。
もともとGGJはIGDAの教育SIGによって、「ゲーム制作をとおした集団による学び」を目的にスタートした経緯があります。ゲームエンジンの普及などにより、世界中でゲーム開発が行える環境が整ってきました。ゲーム作りのテキストやカリキュラムなどもウェブ上で無償公開が進んでいます。では、その実践の場とは何か。それがGGJのようなゲームジャムだというわけです。こうしたGGJの原点に立ち戻って考えると、名古屋会場のように地域企業と学校が一緒になって会場を運営し、人材教育に役立てるという図式は、まさに理想的なスタイルだということがわかります。
制作されたゲームも、スマホのカメラを位置検出に用いるARGゲームなど、意欲的な作品がみられました。この会場に参加した学生の中から、未来のヒットゲームが一本でも多く登場することを期待してやみません。
京都は2009年にGGJがはじめてスタートしたとき、早くも国内唯一の会場が設立された(Q-Games会場)、由緒ある土地柄です。今年も立命館大学会場と並んで京都VITEI会場が設立され、立命館大学会場が同大学の学生専用だったこともあり、一般参加者の受け入れ場所となっていました。会場には海外出身で日本在住の開発者がメインで参加し、小規模ながらも国際色あふれる会場となっていました。
VITEIといっても一般には馴染みが薄いかもしれませんが、ニンテンドー3DSで「STEELDIVER」などを配信した実力派の開発会社です。イギリス出身で「スターフォックス」などの開発にたずさわったジャイルズ・ゴダード氏によって2002年に設立されました。そのため全社員の3割程度が海外出身者と、国際色豊かなスタジオになっているといいます。
自分が訪れた時も、わずか数名にもかかわらず4つのチームでゲームが開発されていました。そのうち1本は一人プロジェクトで、さらにもう1本は米テキサス州の会場とリモートで参加していたほど。一方で会場の雰囲気は和気あいあいとしていて、バラバラながらも一体感のある独特な感じが共有されていました。参加者の一人でフランス出身のアーティストの女性は、「GGJは仕事を忘れてゲーム作りの楽しさを再確認できる場所。とても楽しい!」と参加の意義について話していました。
また会場には唯一の大学生参加者も見られました。滋賀西安大学に通うアーティスト志望で、はじめは英語が苦手な中で不安が大きかったそうです。しかしゲームのアイディアについて発表したところ、投票で自分のアイディアが採用されてゲームを作ることに決定。自分もグラフィックの一部を担当できて、得難い体験ができたとのことでした(完成したゲームはこちら)。来年もぜひGGJに参加したいとのことです。
同社ではこうした社外とのネットワークづくりやコミュニティ活動に積極的で、ふだんから会社のロビーを開放し、毎月Kyoto Indie Meetupというインディゲーム開発者向けのイベントを行っているそうです。今後もこうした活動を続けて、インディゲームのハブに育てていきたいと話していました。GGJには地域コミュニティの活性化を促す効果もありますが、まさにその好例だったといえます。